模擬国連とは、参加者それぞれが一国の大使になりきり国際問題を議論する活動で、学生の国際問題に対する理解を促進する目的で行われています。参加者は事前に担当国の歴史や外交関係、政策などを調べ、議題に設定された国際問題に対する基本スタンスを理解して上で、他国と議論を深め、交渉し、解決案を模索していきます。議論形式は実際の国連会議と同様のものが採用されています。会議中はスピーチ力やディスカッション能力、交渉力、合意形成力やリーダーシップなど、机に向かって勉強するだけでは培うことのできない総合的な能力が求められます。模擬国連会議は今や世界中で行われており、中学生から大学院生に至るまで多くの学生が参加しています。